凍結する夜と朝
今日、朝、クルマの温度計がマイナス9度だった。
明日の天気が零下になると予報が出ると、
「水だしておけよ」と水道の凍結を心配した父。
家の前にクルマを停めたら、「風向きと反対にクルマを停めろ」と。
朝には誰よりも早く起きて、雪かきして、クルマのエンジンをかけておいてくれる父だった。
布団に入って、寒い夜に
子どもの頃、布団に入って温まるまてに、Eから秘法を伝授された。
「そういうときは足首、足のひらを上下に動かすと温まるよ」と。
これなんだったんだろう。
山男だった父の雪山での必殺技か?
布団に入ると思い出して、やってる。
勉強
父(E)が退職したとき、「じゃあ、何か好きな勉強でも始めたら?」と言ったら、父の返答は「もう勉強したくない」だった。
あー。そんなに勉強しなければならない仕事だったのかぁ。。
父は教員だったんだけど、人に物を教えるって、その倍以上にエネルギーをかけて勉強したうえで教えるんだね。
本当に申し訳ない気持ちになった。
母は「人間は一生勉強するものだ」とよく言っていたけど、私は今は一生勉強したい、とさえ思う。
妹は「なぜ自分が子どものとき、なぜ両親はもっと『勉強しろ』と言わなかったんだろう」と言ってたことがあったけど、私は充分「勉強しろ!」と言われてたけどなぁ。
私で失敗したから、もう子どもには期待しない、ということを学習したのかも。
お金なんかなくても、勉強できる
経済的に苦しくなると、いつも母の言葉を思い出す。「金なんかなくても、勉強はできる」。だから私はお金がなくなると、「勉強するしかない」と、いつも思うのだ。
お金なんかなくても、勉強はできる。
その気持ちがあれば、人はポジティブになれる。
「やっておいてよかった、にしましょう」
これもトイレにあった標語。
「やっておけばよかった、ではなく、やっておいてよかった、にしましょう」。
「う」は、美しいの「う」
実家のトイレにいつも格言、標語みたいなものを貼るのが好きだった父。
「う」は、美しいの「う」だった。
自分のことは早く早く、今いま!
今日思い出したこと。
息子が朝から「行こう!」という。「は?」「スマホの調子が悪いから、買い換えるって言ったじゃん」「え?今?」
あー。私も「今すぐしてほしい!」と言っては、お父さん(E)に「おまえは自分のことばかり、早く早く、今いま!って言う」と、よく叱られたっけなぁ、ってこと。
血は受け継がれてるし笑。